院長のご挨拶

当院について

当院をご紹介させていただきます。

院長のご挨拶

当院は2005年10月に、ベイシア前橋モール敷地内にて開院いたしました。ここはすぐ近くに私の母校もあり、高校時代に多くの時間を過ごした場所なので、とても馴染みのある地です。

私は開院前に県内及び県外の数か所の歯科医院で勤務医を経験しましたが、一般歯科診療に従事する傍ら、インプラント治療やそれに付随する歯槽骨造成手術や上顎洞低挙上手術(骨を増やす手術)、口腔外科的な小手術など、一般的な歯科医院ではなかなか習得できない技術を積極的に習得しました。生来の指先の器用さもあり、これらの技術の習得にはさほど大きな困難はありませんでした。しかし勤務医というのは当然勤務先の歯科医院の治療方針に従って治療を進めなければなりませんので、私の技術を生かせる機会は多くはありませんでした。また勤務医当時の私を名指しで指名される患者様も多かったため、これ自体は大変有り難いことなのですが、患者様の希望を実現する技術を持ちながらもそれが行えないという葛藤が大きく、心苦しい思いをしておりました。このような難易度の高い治療を希望される患者様のお声が、私の独立への一歩を大きく後押ししてくださいました。

実際に開院するにあたり医院の方向性を考えた時、「私自身が開院する意味」のある医院にしたいと考えました。単に虫歯の治療だけ行うのであれば、私が開院する意味が無いと思ったのです。実際に来院する患者様は虫歯や歯周病でもその重症度は様々ですし、すでに嚙み合わせが崩壊してしまっている方、歯並びが悪く今後更なる弊害が予想される方、すでに顎関節の異常まで発症している方など、一つとして同じ状態の患者様はいらっしゃいません。このような様々な病状をすべて理想形に近づけ、その状態を維持していく。言葉で表すと簡単ですが、これを実際に行うには幅広い知識と技術が必要であり、歯科医として本当に多くの努力が必要となります。しかしこの努力を放棄しているようでは、よくある虫歯の治療だけしかできない歯科医院と同じになってしまいます。私はこれらに一つ一つ取り組み、幅広い技術を習得するに至りました。今では患者様の年齢や生活スタイルにより、「この先何年くらいでどのような問題が生じ、その時それにどう対処するのか」ということまで考慮した「先を見た治療」を実践し、日々クオリティーを追及しております。多くの難易度の高い病状をお持ちの患者様に育てていただき、今の自分があるのだと思っています。本当に感謝しています。

当院にお越しの際には、是非「わがまま」にご要望をお伝えください。たとえ難易度の高いご要望であっても、実現のための方法を一緒に考えていきましょう。その準備はできております。

前橋デンタルケアクリニック

院長 鈴木 孝